スイッチ版『オクトパストラベラー』って面白いの? → 結論:RPG好きならハマります【レビュー】

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オクトパストラベラー ゲームレビュー
オクトパストラベラーゲームレビュー スクエニの信頼を取り戻した良作
ワッタ

ニンテンドースイッチで発売されたスクエニ・エニックスが贈るRPG『オクトパストラベラー 』をプレイしたのでレビューします。

近年のスクエニは過去のブランドを切り売りするようなソシャゲの乱発や

開発期間に時間をかけた大作がゲーマーの期待を裏切るクオリティだったことからネットでは茶化すような声が増えています。

しかしこのオクトパストラベラーは

失墜しかかっているスクエニブランドの信頼を取り戻した

と言っていい良作でした。

感想を一言で表すと

古き良きRPGの良さを取り込みつつ、新しい要素を混ぜることに成功した良作

です。

スマホゲームも出るけどオクトパストラベラーって面白いの?

昔みたいにハマれるRPGないかな・・・

スクエニのゲームはもう信頼できないよ

オクトパストラベラーがつまらないって本当?

といった疑問を持つ人はこの記事を参考にしてください。

ワッタ

では紹介していきます。

ワッタ

他にもスイッチのおすすめゲームを知りたい人は下の記事をどうぞ

関連記事:買ってよかったニンテンドースイッチのおすすめゲームソフト26選!【2021年度版Switch】

関連記事:『中世ヨーロッパ』の世界観が魅力のゲームアプリ10選!

タップできる目次

オクトパストラベラーの特徴

まずオクトパストラベラーの特徴を紹介していきます。

『オクトパストラベラー』の特徴
  • 世界観とストーリー
  • キャラクター
  • 育成要素
  • バトルシステム
  • フィールドコマンド
  • BGMなど音響
  • オンライン要素
  • DLC

世界観とストーリー

オクトパストラベラー オルステラ大陸地図
オルステラ大陸が舞台

中世ヨーロッパを思わせるオルスタラ大陸が舞台です。

王家、貴族、騎士、商人、神官、魔道士、盗賊団、演劇家など中世設定にお約束なNPC達が出てきます。

ストーリーはワケアリの事情をもった8人の冒険者を操作していき、それぞれが抱える問題を解決していきます。

サブクエストも豊富に用意されていて、旅の途中で出会った人の問題を解決していきます。

このサブクエで出会った人たちとメインストーリーで起こった事件が絡み合っていき

最後に謎が解けていきラスボスへ挑戦できるようになり、一つのストーリーになる構成になっています。

ワッタ

8人の物語が最後に交わる

キャラクター

最初に別々の職業を持つ8人のキャラから一人を選択してゲームを開始します。

誰を選択しても全員を仲間にすることができ、それぞれのキャラがいる街に到達するとストーリーを開始できます。

特にこだわりがなければ最初のキャラは商人のトレサがオススメです。

アビリティの影響でお金がドンドンと貯まってくれて、装備を簡単に買えて冒険が楽になります。

ワッタ

不愉快なキャラとかいないでみんな好きになれた

育成要素

ジョブシステム

オクトパストラベラー ジョブ
育成はジョブシステム

キャラクターの育成はジョブを選択して、戦闘で得られるJP(ジョブポイント)を貯めて

アビリティを獲得していくRPGでよくある正統的なシステムです。

職業は

  • 剣士
  • 商人
  • 踊子
  • 狩人
  • 盗賊
  • 薬師
  • 神官
  • 学者

の基本職8つに加えて、

  • 武芸家
  • 魔術師
  • ルーンマスター
  • 星詠人

の上級職が4つ用意されています。

キャラの初期職業以外は専用ダンジョンをクリアすることで解放されます。

ワッタ

上級職のダンジョンは場所が分かりにくくされてて隠し感があってワクワクした

アビリティ

オクトパストラベラー アビリティ
アビリティを組み合わせてキャラカスタマイズする

アビリティは戦闘中に技として使える通常アビリティサポートアビリティがあります。

サポートアビリティは

  • HPをアップさせる
  • 先制攻撃しやすくなる
  • アイテム入手しやすくなる

といった戦闘を助けるスキルが用意されています。

通常アビリティは「キャラ固有+現在のジョブ」しか使えません。

※例:トレサ「商人(固有)+剣士(現ジョブ)」

サポートアビリティは職業を変更しても自由に付け替えが可能なので、

上手に組み合わせることでキャラを回復役、物理攻撃役、魔法攻撃役など特化させていきます。

ワッタ

誰にどういう役割をさせるか考えてジョブ選びをする必要がある

バトルシステム

ブレイク

敵にはそれぞれ弱点が用意されていて、指定回数だけ弱点を突くことでブレイク状態にできます。

ブレイクになった敵は1ターンだけ行動不能になり、2倍ダメージを与えられるようになります。

このブレイク状態をターン数を考えながら作るのが戦闘の肝になります。

オクトパストラベラー ブレイク
敵の下に出ている四角いボックスアイコンが弱点。この属性を狙うことでブレイクができる
ワッタ

画面上に出てる行動ターンを見て、ブレイクするタイミングを考える

コマンドブースト

戦闘ではBP(ブーストポイント)という1ターンごとに1貯まるポイントを

消費することで最大3段階のコマンドブーストができます。

コマンドブーストを使うと連続攻撃ができたり、アビリティの効果が高まったりします。

ブレイクと組み合わせて、相手のターンを飛ばすことで強い敵相手にも優位に戦えます。

ブーストを使うタイミングが勝敗を分けます。

オクトパストラベラー ブースト
コマンドブーストで一気に敵をブレイク状態にして相手ターンを飛ばせる
ワッタ

ブーストMAXで一気に奥義を放つ爽快感がたまらん

フィールドコマンド

探索要素としては街中でフィールドコマンドが使え、NPCに対して様々なアクションが取れます。

適切なフィールドコマンドを適切な相手に選択してクエストをクリアしていきます。

オクトパストラベラー フィールドコマンド

街中などでNPCに対してYボタンで話しかけると

コマンドを選択できる

パーティーキャラが持っている固有フィールドコマンドを選択できる

オクトパストラベラー 導く

例えばオフィーリアのフィールドコマンド『導く』を使うと・・・

オクトパストラベラー 町人を仲間に

NPCを仲間として連れていくことができる

仲間にした町人は戦闘中のオフィーリア固有アクション「加勢」で戦闘に参加させることもできる

オクトパストラベラー 決闘

またオルベリクのフィールドコマンド『試合』を使うと・・・

オクトパストラベラー 決闘戦闘

NPCと戦闘ができる

オクトパストラベラー 決闘後

倒すとNPCは一定時間倒れた状態に

邪魔な場所にいるNPCを倒して宝箱を開けたり

懲らしめないといけないやつを倒したりすることでクエストが進む

ワッタ

フィールドコマンドもキャラ固有。
その辺も考慮してパーティーを組む必要がある

グラフィック

グラフィックは「HD-2D」というゲームのアピールポイントになっている綺麗なドット絵です。

水面、滝、雪、砂嵐、風でたなびく旗などが美しくドット絵で表現されていて

BGMと合わさり、癒される雰囲気を作り出してくれています。

オクトパストラベラー HD-2D
水面がきらめきながら動いてキレイ
ワッタ

スクエニは「HD-2D」使って過去作リメイクして欲しい。
個人的にFF4とDQ6が遊びたい

BGMなど音響

BGMはクラシックぽくてノスタルジックになったり、癒やされたりする曲調が多いです。

オーケストラを聴いているような気分になります。

戦闘のBGMもかっこよくて音楽のクオリティーも全体的に高いです。

ブレイクの効果音も「パリーン!!!!」といった気持ちいい音で「ブレイクしてやったぜ!」といい気分に浸れます。

ワッタ

OP曲良すぎてゲーム開始画面で止めたくなる

オンライン要素

オンライン要素は一切ありません。

またマルチプレイもないのでソロオフライン限定のプレイとなります。

DLC

DLCコンテンツもありません。

発売する予定もないそうです。

ワッタ

スマホゲームにするよりDLC出してほしかった・・・

実際にプレイして感じた魅力

実際に遊んでみて感じた魅力をまとめました。

『オクトパストラベラー』をプレイして感じた魅力
  • FF6やDQ4を思い出す群集劇ラスボスまで到達することで8本の線が1点に交わる
  • 単調になりやすいターン制バトルを進化させたブースト&ブレイク
  • とにかく癒やされる!ノスタルジーと癒やしの究極コンボ

FF6やDQ4を思い出す群集劇ラスボスまで到達することで8本の線が1点に交わる

FF6やDQ4を思い出す群集劇スタイルで全員が主人公といったストーリー展開になっています。

あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので控えますが、

最後まで到達することで今までバラバラに思えてた8人の物語がスッと1点に繋がってくれます。

そこまで行かないでストーリーが単調でつまらなかったという感想をネット上で結構見かけて非常に残念です。

サブクエストも上手くメインに絡めていてストーリーシナリオの完成度は高いなぁーと感じました。

RPGって主人公が気に入らないと全く物語に入れないで楽しめなくなりますが、

群集劇だと誰かしら好きなキャラができるところがいい点ですね。

ちなみに僕はトレサが好きになりました。

ワッタ

ややこしい用語とかなくてスッと入ってくるシナリオだった

単調になりやすいターン制バトルを進化させたブースト&ブレイク

ターン制のRPGはバトルで考えることがあまりなくて単調になりがちです。

その点、オクトパストラベラーはブーストとブレイクのシステムのおかげで

戦闘中に考えを張り巡らせる楽しさがあります。

特にボス戦で顕著で、今までのターン制RPGになかった新鮮な経験ができました。

使い古されたと思われているターン制RPGもまだまだ可能性があるのかと感心しました。

ワッタ

どっかで見たシステムを使ってるゲームが多い中、挑戦しててスゴい

とにかく癒やされる!ノスタルジーと癒やしの究極コンボ

BGMとハイクオリティなドット絵がよくマッチしていて街を歩いているだけで癒やされます。

仕事が終わってから、炭酸水とミックスナッツを食べながらよく遊んでいました。

その後、オクトパストラベラーを夜中まで遊んで、そのまま寝落ちしてました。(笑)

僕みたいにゲームに興奮より日々の娯楽性を求める人は同じように楽しめると思います。

ワッタ

毎日のちょっとした楽しみとしてゲームがしたい人にはピッタリ

ネットでの口コミ・評判

Twitterでの口コミ・評判

Twitterでのオクトパストラベラーの評判を集めてみました。

トレサ好きになる気持ちはよく分かる
https://twitter.com/tokonatsuyasumi/status/1046244604599627776
オフィーリアのストーリーは特に良かった。命について考えさせられる
雰囲気がほんといい!洞窟いるだけでなんか楽しい
曲は大きい!

ネットでの口コミ・評判

2chや知恵袋といったネットのレビューを要約しました。

ターン制なのに戦闘が爽快でいいね

こういうのを待っていた。間違いなく良作

普通のRPGって感じ。ワクワクするのは最初だけだよ

やめ時を忘れるぐらいハマったぞ

懐かしいRPGで名作だね。スクエニを見直したよ

綺麗なドット絵に癒やされるBGMで楽しめました

受賞歴

  • ファミ通アワード2018
  • 優秀賞
  • 最優秀ゲームミュージック賞
  • ルーキー賞
  •  IGN JAPAN GOTY 2018 ベストビジュアル賞
  • 2018 GOLDEN JOYSTICK AWARDS・Nintendo Game Of The Year
  • Australian Games Awards・Mobile/Handheld Title of the Year
  • The Game Awards 2018/Best Role Playing Game(ノミネート)/Best Art Direction(ノミネート)/Best Score/Music(ノミネート)
  • New York Game Awards・Best Music In A Game(ノミネート)
ワッタ

数々の受賞もしています!

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メタスコア

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オクトパストラベラーがつまらないと感じそうな人

ストーリー途中で飽きてしまう

ネット上ではオクトパストラベラーのストーリーがつまらないと感じている人の意見も結構見かけます。

オクトパストラベラーは誰からもストーリーを始められる特性上、話の繋がりが理解できなかったり、

似たような展開の繰り返しに感じてしまうかもしれません。

伏線を回収していって、最後にサブクエストも合わせて物語が繋がる構成なので

もっと早くストーリーが盛り上がるRPGがやりたい人はゼノブレイド2など他のスイッチソフトを遊んだほうがいいかもしれません。

昔ながらのRPGをそもそも遊んできてない

昔ながらのRPGをそもそも遊んできてない人がいきなりオクトパストラベラーをプレイしても刺さるところがないと思います。

FF4~6、DQ3~6ぐらいを子供時代に遊んでいないと、なかなか面白いとは感じないかもしれません。

それでも良質なゲームなので、オクトパストラベラーが合わない人はRPGというジャンル自体が不向きなのかもしれません。

ワッタ

「つまらない」という評判について分析した記事も書いています。

レビューまとめ

オクトパストラベラーのメリット

オクトパストラベラーのメリット
  • ターン制だけど爽快な戦闘システム
  • ジョブ&アビリティによるオーソドックスな育成システム
  • 綺麗なドットグラフィックと質の高いBGM

オクトパストラベラーのデメリット

オクトパストラベラーのデメリット
  • オンライン・DLCは一切なし
  • 一人プレイのみ
  • ストーリーは最後までクリアできないと単調に感じるかも

スイッチ版とPC版どっちがいい?

オクトパストラベラーはスイッチ以外にPC版(steam)も発売されています。

オクトパストラベラーの場合、ハイスペックPCだからといってさほどグラフィックに差はありません。

持ち運びしたいならスイッチ版、家でPCで遊びたいならsteam版でいいと思います。

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